英語は勉強すればするほど、難しい単語や構文を使いたくなるものですよね。
しかし日常会話はシンプルが一番!
誰もが知っているような英語を使うことが英会話名人への近道です!
『これってこういう意味だったんだ…』
『直訳すると全く違うなぁ…』
なんてこと沢山ありますよね。
ここでは誰もが簡単に明日から使えるネイティブ英語のフレーズをご紹介いたします。
今回は「世間知らずじゃないよ」です。では見ていきましょう!
①「そんな世間知らずじゃないよ」
●I wasn't born yesterday.
(そんな世間知らずじゃないよ)
もちろん「昨日生まれたんじゃないよ」ではありません。
「この古いパソコン買えっていうの?失礼な! なめてもらっては困るよ」
昨日生まれた赤ん坊は、「まだ何も知らない/未熟/騙されやすい」→「世間知らず」
となります。
「そんなこと知ってるよ。私を何だと思っているの?」
のニュアンスです。
Do you think I was born yesterday?
(私が世間知らずだと思っているの?)
でもOKです。
②「そんなにバカじゃないよ」
●I'm not that naive.
(そんなにバカじゃないよ)
カタカナ英語の中には、本来とは違う意味で定着し、誤用されやすい言葉があります。
naive も「繊細で傷つきやすい」というイメージがありますが、実は、
「おバカな/だまされやすい」の意味です。
ほめたつもりで You're naive. と言えば、相手から
I'm not that naive. 「そんなにバカじゃない/だまされないよ」と返されてしまいます。
③「世間知らずじゃないよ」 表情いろいろ
●Do I have stupid written on my back?
(私をそんなにバカだと思う?)
誰かの背中に「バカ」と書いた紙が貼られているとしたら、その人はからかわれ、
いじめられていることになります。
背中に貼られた紙は本人には読めません。
あきらかに皆からバカにされているイメージ。
非常に怒っている時に使えるフレーズです。
●Am I dumber than I look?
(私がバカだっていうこと?)
dumb blonde 「頭の弱い金髪美人」はステレオタイプ的な女性を表すフレーズです。
dumber はその比較級で、直訳は「バカに見える以上に私ってバカ?」
「バカに見れるのはわかっているけど、それ以上に私がバカだっていうこと?」
と相手を責める怒りの表現です。
◆怒りの度合い
弱 ↓ 強 |
That's not very nice. (それはちょっと失礼ですね) |
Am I dumber than I look?(私がバカだっていうこと?) | |
Do I have stupid written on my back. (私をそんなにバカだと思う?) |
④ 使い方(会話例)
I have to buy a new computer.
(新しいパソコン買わなくちゃ)
You can buy my old one for just 2,500 dollars.
(僕の古いパソコンなら2,500ドルで買えるよ)
Do I have stupid written on my back?
(私をそんなにバカだと思う?)
自分をだまそうとしていることに対する怒りがあります。
自分をあまく見ている、バカだと思っている人に対しては、「バカではない」ことを
ハッキリ告げる姿勢をみせましょう。
⑤「彼は青二才だ」とは英語でなんと言う?
●He's still green.
(彼は青二才。ひよっこだ)
まだまだ未熟な人のことをこう言います。
green は「青々とした」とともに「世間知らず/未熟な」の意味もあり、
He's immature. と同じです。