英文法の基礎

仮定法の使い方の注意点とは?くわしく解説。わかりやすい英文法㊵

40.  注意すべき仮定法

仮定法過去と仮定法過去完了の基本形(㊴)については前回で記載しました。

この基本形をしっかり身につけた上で、さらに仮定法を含んだいろいろな構文について
学びましょう。

【英文法の基礎】
1. 主語・述語・英語の8品詞とは?
2. 平叙・否定・感嘆・命令文の作り方とは?
3. 5文型とは?There is ~の使い方
4. 修飾語句・形容詞・数詞の使い方
5. 形容詞句・形容詞節の使い方

6. 副詞の用法・疑問副詞の使い方
7. 副詞句・副詞節の使い方
8. be 動詞、規則・不規則動詞の使い方とは?
9. 現在形・過去形(時制)の使い方
10. 未来形( be going to )、単純 / 意志未来の使い方とは?

11. 未来・現在・過去進行形の使い方
12. 現在完了・現在完了進行形の使い方とは?
13. 過去完了・未来完了とは?
14. 受動態・受動態の時制とは?
15. 受動態の疑問文・否定文を解説

16. 受動態の慣用表現・感情の表し方とは?
17. 不定詞とは?名詞的・形容詞的・副詞的用法を解説
18. 不定詞の重要構文を解説
19. 原形不定詞( to のつかない)とは?
20. 動名詞とは?現在分詞とのちがいを解説

21. 不定詞と動名詞は動詞で選択!
22. 英語の「分詞」の使い方を詳しく解説
23. 分詞構文の意味や使い方とは?
24. 助動詞とは?使い方を詳しく解説
25. 助動詞( need, dare, ought to )などの使い方

26. will, shall, would, should の使い方
27. 名詞・冠詞の使いわけ方
28. 名詞の用法とは?超くわしく解説
29. 冠詞の用法を超くわしく解説
30. 代名詞とは?注意すべき人称代名詞も解説

31. 所有代名詞・再帰代名詞とは?
32. 疑問代名詞・指示代名詞とは?
33. 不定代名詞の使い方を超くわしく解説
34. 比較級・最上級のつくり方
35. as ~ as  ,  not as ~ as の使い方

36. 比較級の用法を超くわしく解説
37. 最上級の使い方・注意点をくわしく解説
38. 編集中…
39. 仮定法とは?仮定法過去・完了をくわしく解説
40. 仮定法の使い方と注意点

41. 前置詞の使い方・働き
42. おもな前置詞の用法をくわしく解説
43. 動詞+前置詞で熟語へ!形容詞+前置詞の使い方
44. 接続詞 and, or, but の使い方
45. 名詞節とは?使い方をくわしく解説

46. 接続詞の働きいろいろ!
47. not, never, no などの否定表現
48. hardly, seldom, rarely などの部分否定表現
49. 否定表現のいろいろな使い方
50. 時制の一致とは?

51. 英会話の直接話法・間接話法のちがい、転換の仕方
52. 語順がかわる英語の特殊構文とは?倒置・強調・省略を解説
53. 無生物主語の使い方

I wish + 仮定法,   as if + 仮定法

ひと目でわかる!海外大学進学6つのメリット【デメリット解消法も】

仮定法過去(完了)は、if 節だけでなく、I wish …, as if [ though ] …などのあとにも用いられ、可能性のない(と思われる)事実とちがうことがらや、実現しなかったことがらなどについての願望、後悔などや、「まるで~である〔あった〕かのように」という事実とはちがうことがらを表すのにも用いられます。

I wish +
仮定法過去
I wish I were a bird.
(私が鳥であればいいのに)
「~ならよいのに」〔現在の事実とは異なる願望〕
I wish +
仮定法過去完了
I wish I had not said so.
(そんなこと言わなければよかったのだが)
「~だったらよかったのに」〔過去の事実とは異なる願望〕
as if [ though ] +
仮定法過去
He talks as if he were a woman.
(彼はまるで女であるかのように話す)
「まるで~であるかのように」〔主節と同時の事柄〕
as if [ though ] +
仮定法過去完了
He looks as if he had long been sick.
(彼は長い間病気であったかのような顔をしている)
「まるで~であったかのように」〔主節よりも前の事柄〕



<NOTE>

❶仮定法の動詞には時制の一致の法則は適用されない。

主節が現在形でも過去形でも、(a)仮定法過去なら主節と同時のことがらを表し、
(b)仮定法過去完了なら主節よりも前のことがらを表します。

(a) I 〔 feel / felt 〕as if I were in a strange land.
                                   〔主節と同時のこと〕
     (私は見知らぬ国にいるかのような〔 感じがする / 感じがした 〕)


(b) I 〔 wish / wished 〕I had not asked such a question.

                                     〔主節よりも前のこと〕
     (そんな質問をしなければよかったのにと〔 思う / 思った 〕)



<NOTE>

❷ I wish I would be rich. のように同じ主語で「 wish ~ would 」の形は用いない
が、主語が違えば「(可能性は少ないが)~してほしいのに」と、不満を表すことも
あります。

I wish
my father would stop smoking.
(父がタバコをやめてくれるといいのだが)

if ~に代わる表現

英語のジョークでアメリカ人を笑わせたいならエレンの部屋】英語と ...

if ~に相当する意味を含む表現

would など助動詞の過去形があって仮定法だと思われるのに if 節がない場合、次のよう
に文中の語句に if 節にあたる内容が含まれていると考えられる場合があります。

主語A more experienced teacher would not have scolded her that way.
(もっと経験のある教師だったら、彼女をそんなふうに叱らなかっただろう)
= If he had been a more experienced teacher, he …
without,
but for~
Nothing could live without [ but for ] water.
(水がなければ、どんなものも生きることができないだろう)
= … if it were not for water.
副詞句A hundred years ago, nobody would have approved his plan.
(100年前なら、だれも彼の計画を認めなかっただろう)
不定詞To hear her speak English, you would take her for an English woman.
(彼女が英語を話すのを聞けば、イギリスの女性だと思うだろう)
= If you heard her speak English, …
otherwiseHe must have been sick ;  otherwise he would not have been absent.
(彼は病気だったに違いない。さもなければ欠席しなかっただろう)
= if he had not been sick, …

倒置による if の省略
if 節中の were、(過去完了の) had, should を主語の前に出し、if を省略することがあります。
ただし、これは文語的な用法です。

Were I
you, I would tell the truth.
 ↓
If I were you
(もし私が君なら、本当のことをいうのだが)


Had he
come
an hour earlier, he could have met her.

  ↓
If he had come
(もし1時間早く来ていたら、彼は彼女に会えたのに)


Should you
change your mind
, please let me know.

   ↓
If you should change your mind
(万一気がかわったら、連絡してください)

仮定法を含む慣用表現

アメリカの教育事情

ていねいな表現

もともとは仮定法である would, should, could, might は、ていねい・控えめな表現に用いられます。

I wouldn't think you need her help.
(あなたには彼女の助けは必要ないと思うのですが)  〔I don't think より丁寧〕

I would [ should ] like to have some tea.
(お茶をいただきたいのですが)                       〔I  like/want  to より丁寧〕

Could you do that for me?
(それを私のためにやってくれませんか)      〔Can you ~? より丁寧〕

It might rain before evening.
(晩までにもしかすると雨が降るかもしれない) 
〔It may~. よりも遠回しで可能性が低い〕


<NOTE>

would, shouldはおもに say, think, like, prefer, seem などの動詞の前に用いて、
控えめで遠慮がちな気持ちを表す。

If only …!≒ I wish … 「~さえすればなあ」の意味。

If only
all of us loved each other!
(私たちが、皆愛し合いさえすればなあ)
I wish all of us loved each other.

if it were not for ~  「もし~がなければ」
  if it had not been for ~ 「もし~がなかったら」 の意味。

If it were not for baseball, the world would be a dull place.
(野球がなければ、この世は味気ない場所になるだろう)

If it had not been for
the doctor's skill, I would still be in (the) hospital.
(その医者の熟練した技がなかったら、私は今も入院しているだろう)


<NOTE>

上の例文を without を用いて書きかえると、次のように仮定法過去も仮定法過去完了も
同じ without ~になる。

Without baseball, the world would be a dull place.

Without
the doctor's skill, I would still be in (the) hospital.

It is time + 仮定法過去 「もう~してもいいころだ」の意味。

It is (about / high) time I was [were] saying good-by.
(もう(そろそろ/とっくに) おいとましてよい頃だ)


<NOTE>

time の前にぼやかしの about や、強めの high がつくことがあるが、
「 It is time + 仮定法過去」の場合と同様に考える。


that + S + 原形

「要求」「主張」「命令」「提案」などを表す動詞や、「必要」「当然」などを表す
形容詞に続く that 節に、動詞の原形を用いることがあります

主語の人称・数や時制の一致の影響を受けず、つねに原形が用いられることに注意。
これも仮定法の一種で、仮定法現在と呼ばれます。

ただし、イギリスでは原形の前に should をつけることが多いですね。


She insisted that he (should) stay for dinner.

(彼女は、彼が夕食までいるようにといいはった)

It is necessary that she (should) consult with her boss.
(彼女は上司と相談する必要がある)

<NOTE>
仮定法現在は祈願文にも用いられる。
前に may をつけることもある。

(May)
God bless you!  (神の恵みがありますように)


●仮定法を含むいろいろな構文に慣れよう。

I wish + 仮定法 (~であれば[あったら]よい[よかった]のに)

as if + 仮定法 (まるで~である[あった]かのように)

if it were not [ if it had not been ] for ~
(~がない [なかった] なら) = without ~、but for ~

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11. 「落ち着いて。冷静に」
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16. 「冗談きついぜ!」「やりすぎだよ!」
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3. 自分の英語が伝わらない場合
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19. あいづち・つなぎ表現 / 会社概要・名称リスト
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