語順がかわる英語の特殊構文とは?倒置・強調・省略を詳しく解説!52

英文法の基礎
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52.   特殊構文

 

英語の基本的な語順は、すでに学んだ通り「S+V」「S+V+O/C」「S+V+O+O/C」
です。
この語順は勝手にかえることができません。
しかし、ときには語順をくずすなどして表現に変化をつける場合があります。

このような特別な構文を、倒置・強調・省略の三つに分けて学習しましょう。

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① 倒置

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倒置とは、通常主語のうしろに来るべき(助)動詞が主語の前に置かれる語順の転倒の
ことである。
この倒置には二つのタイプがある。

①疑問文と同じ「be 動詞/助動詞+S…」の語順と、
②「述語動詞+S…」である。

例をあげよう。

倒置パターン①
:否定の副詞(句)などが強調のために文頭に置かれるとき。

I have never seen such a pretty girl.
↓ 強調のために文頭に出す
Never have I  seen such a pretty girl.
助動詞 倒置①   (私はそんなかわいい少女を見たことがない)

 

倒置パターン②:場所・方向などを表す副詞(句)などが、文の流れをよくするためや
強調のために文頭に置かれるとき。

I opened the door.  A pretty girl stood in front of the door.
(私はドアをあけた。かわいい少女がドアの前に立っていた)
I opened the door.

In front of the door    stood a pretty girl.
文の流れをよくするために文頭に出す     述語動詞  倒置②

(ドアの前に立っていたのはかわいらしい女の子だった)

 

<NOTE>

❶補語の働きをする形容詞が、文のつながりをよくするなどの理由で文頭に置かれる
場合も倒置パターン②が起こる。

More important was my mother’s health.
(もっと重要だったのは、母の健康だった)

❷倒置パターン②では、文末の位置に長い主語や、目立たせたい主語をもっていくため
に起こることもある。

Great was the man who gave them a lot of good advice.
(偉大なのは、彼らにたくさんのいいアドバイスをした人物だった)

❸このほか、前の文の内容を受ける so [nor, neither] が文頭に置かれる場合も倒置が
起こる。
Bill is good at tennis, and so am I.
(ビルはテニスが得意だが、私もだ)

❹また、目的語が前置される場合もあるが、この場合前述の①②のパターンの倒置は
起こらない。
I know what he did, but why he did it I don’t know.
(彼が何をしたかは知っているが、なぜしたのかは私は知らない)

② 強調

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上記で示した倒置による強調のほかに、次のような強調のしかたがある。
中でも代表的なのが強めたい主語、目的語、副詞(句・節)を文頭の近くに取り出して
強調する It is ~ that… の構文で、これを強調構文という。

強調構文
It is ~
that …
Tom broke the window with a stone.
(トムが石で窓を割った)
It was Tom that broke the window with a stone.
(石で窓を割ったのはトムだった) 〔主語の強調〕
It was the window that Tom broke with a stone.
(トムが石で割ったのは窓だった)〔目的語の強調〕
It was with a stone that Tom broke the window.
(トムが窓を割ったのは石でだった) 〔副詞句の強調〕
反復による
強調
They walked on and on for hours and hours.
(彼らはどんどん、何時間も何時間も歩き続けた)
do [does, did]
+動詞
He did go out in spite of the heavy rain.    〔動詞の肯定の強調〕
(彼はひどい雨をものともせずにほんとうに出かけていった)
▶did not go に対して、did go と現に行ったという、動詞の肯定の
意味を強調している。
Nancy does look tired.
(ナンシーは確かに疲れているようだ)
強調語句
very,
on earth
など
The accident happened under my very eyes.
(その事故はまさに私の目の前で起こった) 〔名詞の強調〕
You must do the work yourself.
(君は自分でその仕事をしなければならない) 〔代名詞の強調〕
Were on earth have you been all this while?
(ずっといったいどこに行ってたんだい)   〔疑問詞の強調〕
This book is not interesting at all.
(この本はちっとも面白くない)                〔否定の強調〕

③ 省略

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文脈によって表現しなくてもわかる部分を省いて、簡潔にするのが省略である。
語句のくり返しをさけるために、会話ではひんぱんに省略が行われる。
そのほか、次のような省略に注意しよう。

副詞節中の
「S+be動詞」
の省略
He was good at swimming when ( he was ) young.
(若い頃彼は泳ぐのがうまかった)
▶省略されるのは、主節の主語と同じ主語+be動詞
Though ( he was ) told to stop, he kept on walking.
(止まれと言われたのに、彼は歩き続けた)
会話文など
の慣用的な
省略
( I wish you ) Good luck!
(幸運を祈ります → がんばってね)
( I’ll ) See you ( again ) !
(また会いましょう → それじゃ、さよなら)
( That ) Sounds great.
(いいですねぇ)

 

<NOTE>
省略とは逆に、文中に語句を追加・挿入することもある。

I cannot, however, agree to her plan.   〔語の挿入〕
(しかしながら、私は彼女の計画には賛成できません)

John came, I think, later than Susie.     〔節の挿入〕
(ジョンはスージーよりあとから来たと思う)

次の文は、あとの名詞(相当語句)が前の名詞を補足的に説明する関係になっている。
Mr. Kato, an English teacher, can speak French, too.
(加藤先生は英語の先生だが、フランス語も話せる)     〔同格〕

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