英語は勉強すればするほど、難しい単語や構文を使いたくなるものですよね。
しかし日常会話はシンプルが一番!
誰もが知っているような英語を使うことが英会話名人への近道です!
『これってこういう意味だったんだ…』
『直訳すると全く違うなぁ…』
なんてこと沢山ありますよね。
ここでは誰もが簡単に明日から使えるネイティブ英語のフレーズをご紹介いたします。
今回は「するのやだ!面倒くさい!」を見ていきましょう!
①「こんなのするのやだ」
●I have better things to do.
(するのやだ)
「ほかにもっとするべきことがあるよ」が直訳で、そのままでも意味が通じる一言。
評判のパン屋さんの店先で開店前から並ぶことは、今、私がするべきこと?
Is it that important? 「そんなに大切?」、そんな時間あるならもっと大切なことがあるはず。
それほど深刻な場面でなくても「そんなことするのイヤだ」という気持ちを表すときに
使えます。
②「面倒くさいなぁ」
●What a drag.
(面倒くさいなぁ)
「足を引きずる」という意味を表す drag は、名詞では「足手まとい」のほかに
「うんざりするもの/面倒なこと」などを表します。
いやなことをするときは何となく気持ちが乗らず、歩みもズルズル、全然前に進まないことでしょう。
What a drag. はネガティブなニュアンスの強い表現なので、目上の人には避けた方が
いいでしょう。
③「するのはイヤ」 表現いろいろ
●Do I have to just sit around?
(ただここに座ってろと言うの?)
Do I have to just ~ ? は「~さえしてればいいの?」という意味で、「他に大事なことないの?」ということ。
「僕はそんなに暇じゃないよ/そんなことには飽きたよ」と手持ち無沙汰の様子を表しています。
少し上から目線の一言です。
●I can't stand here and burn daylight.
(永遠に待たせる気?)
「ここでただ突っ立って、昼間に明かりを灯しているわけにはいかない」という意味。
burn daylight 「昼間に明かりを灯す」→「なんの役にも立たない不要なこと」を意味しています。
ニュアンスとしては「ここで永遠に待たせる気か」という上から目線の一言です。
●Don't waste my time.
(私の大切な時間を無駄にしないで)
直訳そのままの意味です。
このフレーズは、真意を隠そうともせずに相手に直接自分の気持ちをぶつけるストレートな言い方です。
当然和気あいあいのフレーズではありません。
④ 使い方(会話例)
What?! You forgot your ticket?
(えっ!チケット忘れたの?)
Wait here while I go back to my house and get it.
(家に帰って取ってくるまでここで待っててよ)
Don't waste my time.
(私の大切な時間を無駄にしないでよ)
「時は金なり」を信条としていれば、時間の無駄遣いを強いられるのは受け入れがたいもの。
「そんなに暇じゃない」が具体的に強調されたフレーズは「勘弁してよ」の気持ちがよく表れています。
⑤「~よりやりがいがある」は英語でどう表現する?
●I have better things to do than ~ .
で表現します。
I've got better things to do tonight than die.
(今夜、俺は死ぬよりもずっとやりがいのあることを見つけたぜ)
このように than~ をつければ表現が広がりますね。