英語は勉強すればするほど、難しい単語や構文を使いたくなるものですよね。
しかし日常会話はシンプルが一番!
誰もが知っているような英語を使うことが英会話名人への近道です!
『これってこういう意味だったんだ…』
『直訳すると全く違うなぁ…』
なんてこと沢山ありますよね。
ここでは誰もが簡単に明日から使えるネイティブ英語のフレーズをご紹介いたします。
今回は「しらけさせるなよ」です。では見ていきましょう!
①「しらけさせるなよ」
●Don't be a wet blanket.
(しらけさせるなよ)
燃え盛る炎を消す方法は、水に浸した毛布を覆いかぶせることですよね。
そんなありがたい火消し役の濡れ毛布 ( wet blanket ) を、盛り上がっている雰囲気を
ぶち壊したり、皆で進めている計画に水をさしたり、いわゆる場をしらけさせる人に使います。
「今そんなことを言うなよ/しらけさせるなよ」は、仲間内にはピッタリのカジュアルなフレーズです。
②「空気読めよ」
●Don't be a party pooper.
(空気を読めよ)
a party pooper は「場をしらけさせる人/その場の空気が読めない人」の意味で、
この人が参加したらパーティーは盛り上がりません。
He's a party pooper. なら「彼が来ると面白くないよ」の意味です。
「そんな party pooper になるなよ」という一言です。
ちなみに poo とはうんちのこと。親しい友人どうしで使うカジュアルな表現です。
③「しらけさせるなよ」 表情いろいろ
●Don't be a stick in the mud.
(雰囲気ぶち壊すなよ)
to stick in the mud 「泥にはまる」が由来のこのフレーズは「泥の中の棒になるな」が直訳。
泥の中の棒は自由に動かすことができません。
その様子が「新しいことを嫌う頭の固い人間」やスムーズに動けない「のろのろ動く人」を表しています。
すなわち面白味のない人間。
仲間内なら使えるフレーズです。
●Don't spoil it for everyone.
(台無しにするなよ)
spoil は食べ物なら「腐らせる」、雰囲気なら「台なしにする」ことで、
「皆のためにそれを台なしにするな」が直訳。
楽しいパーティーの雰囲気を壊しにかかる人に「これは皆のためだ。そんなことをすれば皆がつまらなくなるんだからな」ということです。
上から目線の一言です。
●Don't be a sourpuss.
(不機嫌な顔をするなよ)
皆でせっかく楽しんでるのに、「どうしてアイツはいつもああなんだ?」と言われる人が必ずいますよね。
不満を言わなければ気が済まなかったり、何か陰気くさい顔をしていたり…
sourpuss とはそんな人。
sour には「不機嫌な」の意味があります。
これも上から目線の一言です。
④ 使い方(会話例)
Are we going to have food at the party?
(パーティーに何か食べ物を持っていこうか?)
No, it costs too much.
(いいよ、お金がかかるから)
Don't be a stick in the mud.
(雰囲気ぶち壊すなよ)
ポイント
場の雰囲気をわきまえない人はいるもの。
そんな人を注意するフレーズはいろいろありますが、Don't be ~ 「~の人になるな」
は、その行為ではなく、人となりを批判したニュアンスなので乱用は禁物です。
⑤「手ぶらできてね」は英語でなんと言う?
●Just bring yourself.
ですね。
パーティーにはさまざまな種類があります。
友人に「手ぶらできてね」と伝えるならこれです。
slumber party 「パジャマパーティー」は、若い女の子たちが誰かの家に集まって寝ずのガールズトークを楽しみます。